眼内レンズによる白内障手術以外にも、眼内レンズは他の眼疾患の治療にも使えます！では、お話しさせてください。
眼内レンズにはたくさんの種類があります。術前の会話の後に患者さんやご家族に眼内レンズの種類を選択してもらうと、迷うことがよくあります。
ICL、三焦点眼内レンズ、乱視矯正眼内レンズ、微小切開眼内レンズ、通常の球面眼内レンズなどの例をご紹介します。
ここで、特殊な眼内レンズをご紹介します。
ICL: レンズアイを備えた眼内レンズ
対象者：超強度近視の若年者および中年者で、レーザー近視手術には適していません。
ICLは後房眼内レンズに属します。つまり、ICLは虹彩と人間の水晶体の間の後房に配置されます。
手術の原理は非常に分かりやすく、目にコンタクトレンズを入れるのと同じです。足し算による近視矯正法です。この手術は、特に600度を超える超強度近視の人にとって便利であり、レーザー近視矯正手術の不足を大幅に補っています。
マルチフォーカル（ツァイストリプルフォーカス）
対象者：強度近視、遠視、老眼、白内障などのあらゆる年齢の中高年の方で、メガネの束縛から解放され、ある程度の経済的基盤を持ち、若い視力を取り戻したい方。
メガネの束縛から解放されたい老眼の方は、ツァイスの3焦点眼内レンズをお選びください。手術後は眼鏡をかけずに質の高い視力を得ることができます。本、新聞、コンピューターを読むのは簡単で、もう心配する必要はありません。
若い頃は近視、高齢になると白内障、老眼になります。近視の中高年の方は、近くを見るか遠くを見るかに関わらず、複数のメガネを着用する必要があります。しかし、ツァイスの三焦点眼内レンズを移植すると、眼鏡をかけずに遠距離、中距離、近距離の視力のニーズを同時に満たすことができます。
乱視矯正タイプ
対象者: 乱視のある白内障患者。
乱視患者が通常の眼内レンズを移植しただけでは、術後に乱視矯正用の眼鏡を着用する必要があり、生活に多大な不便をもたらすことになるが、乱視矯正眼内レンズは一石二鳥である。乱視矯正機能のある眼内レンズを選ぶことで、白内障と乱視の問題を一度に解決できます。
多焦点・乱視矯正タイプ
対象者：強度の近視、遠視、中等度から重度の老眼、中年以降の150度以上の角膜乱視のある人、および150度以上の角膜乱視を持つあらゆる年齢の白内障患者。
名前が示すように、多焦点乱視矯正眼内レンズは、角膜乱視患者の遠方、中方、近方の視力の問題を解決し、最終的に患者がメガネをかける煩わしさと視覚の歪みを解消し、真の品質を向上させることを目的としています。現代人の生活と仕事。
科学技術の継続的な発展に伴い、さまざまな眼疾患を持つ患者のニーズを満たし、人々の視覚の質を向上させるために、将来的にはさらに多くの種類の眼内レンズが導入されるでしょう。人工レンズは白内障手術に特化した製品であるだけでなく、近視、遠視、老眼、さらには低視力や眼底疾患の患者の治療にもさらに使用されるようになるでしょう。
投稿日時: 2022 年 9 月 24 日
